中津川宿

[ 散策ガイド ]

中津川宿

復元された茶屋坂の高札場をすぎると「中津宿」です。 木曽路の玄関口としても栄え、特に本町当たりは街道情緒をよく残しています。 東濃地方随一の商業の町として栄えた中津川宿の町並みには「うだつ」が残ります。 うだつは防火用または身分の象徴とも言われ、裕福な家にしか設けられなかったことから、 「うだつがあがらない」はここから生まれた言葉だといわれています。 宿場ではかつて三と八の付く日に「六斎市」と呼ばれる市が開かれていました。 現在は復活した六斎市が毎月第一日曜日に開催されています。 また、宿場内の道は鍵の手に曲がっていて、いわゆる"枡形"を形造っています。 これは軍事上の必要からとも客止めの策からとも言われています。
◆中津川宿から大井宿へ
この区間は多少幅広めに舗装されていますが、ほぼ旧中山道の面影を残している区間と言えます。 中央自動車道の中津川インターチェンジの付近は、地域開発などにより中山道が一部現存していない区間があります。 このほか、ひとつの胴に男女の頭がある珍しい石像の「双頭一身道祖神」や「上宿の一里塚」、石灯篭のような形の珍しい「六地蔵」「三津屋の一里塚跡」「関戸の一里塚跡」などがあります。 また、恵那市に入ると甚平坂のところに、県が沿道修景事業で施工した「甚平坂公園」があります。 この公園の中には、歌川広重の「木曽街道六拾九次之内 大井」を描いた現代の石碑があります。
◆中津川宿への経路

中津川宿と大井宿間の経路をGooleEarthを用いた動画でご紹介します。
下記のリンクより、ご覧ください。

中津川宿周辺スポット一覧

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