本龍寺の山門や書院の玄関は脇本陣から移築したものといわれています。
松尾芭蕉は元禄4年(1691)この手の住職規外を訪ね、冬籠もりして「作り木の庭をいさめる時雨かな」などを詠みました。
文化6年(1809)住職里外と白寿坊がここに作り木塚をつくりました。
安政2年(1855)化月坊が住職世外とで時雨庵を建てています。
また寛永11年(1634)7月、3代将軍家光が上洛途中朝食をとられ、明治11年(1878)10月に明治天皇が北陸東海両道御巡幸の折、この寺で御小休されました。
◆所在地
岐阜県不破郡垂井町1234